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まずは皆さんも聞きなじみのある「赤外線カット率」という言葉と、「遮蔽係数」というものは何が違い、お互いにどういった意味なのかを改めて認識してみることにしましょう。
まず赤外線についてですが、「ストーブ」などで聞くことのある遠赤外線や、「赤外線カメラ」などの道具でも聞きなじみがあるでしょう。
赤外線というのは、簡単に言うと「熱源から放出される熱のこと」を指しており、人間から発せられる熱を感知して、夜でもカメラで撮影することができるのが「赤外線カメラ」となっています。
サーモグラフィーも赤外線を利用して作られている商品の一つであり、熱を放出している物体を感知することができる商品となっています。
「赤外線=熱」と考えられているのも上記の商品などから連想されるものであり、間違いではありませんが、断熱や遮熱という面から見ると赤外線を遮断すれば良いというのは少し違うという見方になります。
では、反対に「遮蔽係数」についてはどうでしょうか?
「遮蔽係数」という言葉を初めて知ったという方もいらっしゃるかもしれませんし、既にご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
遮蔽係数というのは読んで字のごとく、「熱を遮る数字」のことです。
「遮蔽」とあるように、「窓ガラス」から室内や車内に侵入してくる太陽の熱(日射熱)を遮ることのできる度合であり、住宅用の窓ガラスやガラスフィルムでも「遮蔽係数」を用いて商品説明をされている場合もあります。
遮蔽係数について説明している文には下記のように書かれています。
遮蔽係数 引用元:http://www.win-tec.co.jp/dictionary/142/
暑さ3ミリの透明フロートガラスの日射熱取得量「1」とした場合の、太陽光線の流入熱量。数値が小さいほど日射を遮る割合が高いことになります。SC値ともいいます。
上記のように説明されているのであれば、住宅の窓ガラスの厚みは4mm程度が一般的になっていますので、何もフィルムが貼っていない状態であれば通常の家に入ってくる流入熱量は日射取得量「1」と思ってもいいかもしれません。
一般的な家に暮らしている方であれば、だいたいそのくらいの熱さであると思えば、結構な日射取得量であるとわかります。
そして、上記の状態を基準として「1よりも低い数字」になればなるほどに流入熱を遮ってくれるとされますので、「0.5」だったりすればかなり断熱、遮熱されている窓ガラスであると考えられます。
赤外線カットと聞けば「熱を遮ってくれる」と思ってしまいますが、
確かにある程度の熱は遮ってくれるものの、直接車内や室内に入ってくる熱を遮る数字ではないので正確な数値とはなりません。
例えば赤外線カット70%となっていても遮蔽係数が1に近い商品であれば、日射の流入熱は車内へと確実に入ってきてしまいますので、そういったカーフィルムなどを施工したとしても遮熱や断熱の効果は期待することはできないでしょう。
赤外線カットとなっていれば、物体を通過して内部を暖めるような性質をカットするとも考えることができますので、確かに車内の熱は下がるかもしれませんが、エアコンの効きが良くなったりすることはあまりありません。
車内へと入ってくる熱や出ていく熱を遮ることによって、エアコンが効率的に効くようになってきてくれると考えれば「遮蔽係数」を重視するのは必然であると言えるでしょう。
車用の窓ガラスフィルムは知っている方も多いですし、近年ではほとんどの車にプライバシーガラスとして着色ガラスが装着されている車両も増えてきました。
元々のカーフィルムの用途としては、プライバシーを守る為に車内を見えにくくするためであり、本来のカーフィルムの用途を新車販売でも行うようになってきたのはカーフィルム施工における技術のマニュアル化だったり、カーフィルムの製品自体の品質が向上しているという観点からも自然の流れだったのでしょう。
車内で何をしているか、見知らぬ人から見られたりしてもいい気分になる人はいませんでしょうし、後部座席を薄暗くしたりすることで子供を寝かせておくにはちょうどいいという利点もあります。
しかしながら、上記のような用途以外でも近年注目されているカーフィルムもあります。
プライバシー保護のためのカーフィルムだけではなく、車内へと車外の熱を入れないようにしたり、車内の冷たかったり暖かかったりする空気を車外に逃がさないようにするためのカーフィルムです。
せっかくカーフィルムを貼るのであればプライバシー保護だけでなく、断熱や遮熱も行えるカーフィルムがあれば、エアコンの効きも良くなりますので選ばない手はないでしょう。
そのためにも「遮蔽係数」を見てカーフィルムを選ばなければなりません。
カーフィルムを愛車に貼ってみようと意気込んだものの、自分でやるべきか業者に依頼すべきか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?
カーフィルムを施工したことがある方であればお分かりだと思いますが、フィルム施工は慣れた方でも失敗することがあるくらい難しいとされています。
ましてや初めてカーフィルム施工をする方であれば、失敗してしまう未来を想像するのは難しことではないでしょう。
では、業者に依頼するべきなのか?というと、業者に頼むとカーフィルム施工料として結構いい金額となってしまいます。
DIYで失敗をすることを恐れずに、慎重に施工することができればうまく貼れる方も多く存在しているのも確かなことですが、そういった方たちはカーフィルムを選ぶところから慎重に吟味を重ねていらっしゃるようです。
まず、自分でカーフィルムを買おうと思ったときには「どこに貼り付けるのか?」ということ、「可視光線透過率は何%にするか?」を決めてから「遮蔽係数は同じ条件(貼り付け場所・可視光線透過率)でなるべく数値が低い商品」という事を見て選ぶようにすると良いです。
助手席側、運転席側、フロントガラスであればガラスに貼り付けて70%以上の可視光線透過率のフィルムでないといけませんが、後ろの窓であればそのような制限はありませんので、スモークフィルムでも可視光線透過率5%のカーフィルムを選んでも問題ありません。
そこまで選んでから「遮蔽係数」を見てフィルム選びをするわけですが、ネットショッピングで売られている一般的なカーフィルムだと「遮蔽係数」の記載がない商品がほとんどです。
そのため、紫外線や赤外線はカットしてくれていても遮蔽係数が意外と高めだったりして、想像通りの遮熱、断熱性能を発揮してくれないなんてこともあります。
こうなってくると、どのカーフィルムを選べばいいのかわからなくなってきてしまいます。
だからこそ、「業者に依頼」する選択肢を取ることをオススメします。
業者に依頼と聞くと、車を預けてすべてお任せで施工してもらう印象を持つかと思いますが、カーフィルムだけを業者から買うことだってできます。
カーフィルムをネットショッピングで選んでも、良い商品が見つからないのであれば「業者からカーフィルムを買う」選択肢を選んで、プロ仕様のカーフィルムを購入しましょう。
プロが使うカーフィルムなので多少金額は高くなってしまいますが、それだけの安定した品質であったり、施工のしやすさ、なによりも「遮蔽係数などの必要な情報を網羅」することができるようになっています。
自分で施工しようと思ったのであれば、せめてプロ仕様のカーフィルムで納得のいく性能を持った商品を購入してみましょう。
もちろん業者で施工してもらうのも決して悪いことではありませんし、失敗なく綺麗に貼りたいのであればプロに施工してもらう方をおすすめしています。
赤外線カットと遮蔽係数についての知識も蓄えて、カーフィルムの選び方を身に付けることによって、更により良いカーライフが送れることを願っています。
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